防災トイレを4人家族で備える際に、必要な非常用トイレの数や折りたたみ式トイレについてご紹介します。
いつ起こるかわからない災害に備えたいけど
- 4人家族で実際どれくらいの防災トイレを備えればいいのかわからない
- 非常用トイレの種類が多すぎて、どれを選べばいいのか迷う
- 家のトイレが壊れた場合にどうしたらいいのか不安
確かに、防災用のトイレ選びは家族が多いほど悩みも増えますよね。
そこで、4人家族のための防災トイレ備蓄について紹介します。
防災トイレは、4人家族の場合、1週間分=約140回分の防災トイレが目安。
袋タイプや凝固剤タイプの他、便器ごと代わりになる折りたたみトイレも備えておくと安心。
便器が破損した場合でも使えるポータブルトイレで非常時も安心。
4人家族で備える防災トイレの選び方やおすすめ商品についてさらに解説します。
防災トイレ 4人家族に必要な備蓄量と選び方
災害時に、最初に困るのがトイレと言われています。
生理現象で起こる排泄は我慢することはできません。
避難所のトイレ環境もなかなか災害時には清掃が行き届かず衛生面も心配です。
そんなとき、備えておくと安心なのが防災トイレです。
4人家族にピッタリな防災トイレの備蓄量や選び方を分かりやすく紹介していきますね。

1. 4人家族で必要な防災トイレの目安
防災トイレを備える場合、一般的に、1人1日5回前後の使用を目安に考えます。
ライフラインの復旧目安である1週間分を備える場合、
4人×5回×7日間=140回分
となります。
1日あたり約20回分、3日分で60回分、1週間分なら140回分ほどが安心ラインです。
災害時は水道や下水が使えない状況が長引くことも多いため、余裕を持った数を備えておくのがポイントです。
「最低3日分」と言われていますが、できれば1週間分はストックしておくと、実際の不安がかなり減ります。
トイレ袋タイプなら、まとめ買いでもかさばりません。
「うちは子どもが小さいからトイレの回数が多いかも…」など、各家庭の事情で前後しますので、余裕を持って備えると心の余裕が変わってきます。
いつ起こるかわからない災害は、気になったときに備えておくのがおすすめです。
品薄で手に入らない、買っておけばよかったとならないためにも。
私は数年前に防災の日に10個くらい非常用トイレを準備したまま、これでは実際足りないなとずっと気なっていたため、不安で後から追加しました。
備えすぎて困ることはありませんから、多めに備えておくとよいでしょう。

2.選ぶときに重視したいポイント
防災トイレを選ぶとき、大切なのは、「使いやすさ」と「保管のしやすさ」です。
家族全員が簡単に使えるかどうか、収納スペースに無理なく置けるかは重要ですよね。
また、消臭力や処理の手間も大事なチェックポイントです。
特に、袋タイプなら消臭効果がしっかりしているか、処理剤が付いているかを確認しましょう。
コンパクトにまとまっているセットや、長期保存できるものなら、置き場にも困りません。
実際、私は「凝固剤はしっかり固まるものか」「収納しやすい」を基準に選びました。
迷ったら、レビューの多い定番品から選ぶのも安心です。
3.家族の年齢や状況による注意点
防災トイレ選びは、家族の年齢や体の状況でも気をつけるポイントが変わってきます。
例えば、小さなお子さんや高齢者がいる場合、立って使うよりも座って使えるタイプが安心です。
簡易トイレの中には組み立て式の便座や、折りたたみ式のイスがセットになっているものもあります。
4.避難所と在宅避難、それぞれの備え
防災トイレの備蓄は、避難所へ行く場合と自宅で過ごす場合の両方を想定しましょう。
避難所ではトイレの混雑や衛生面が大きな問題になることも多いです。
自宅避難なら、トイレ本体や袋、処理剤など必要なセットを事前にまとめておけば、いざという時に安心。
「在宅避難=トイレも自力で解決」が基本なので、水や食料と同じくらいしっかり備えておきたいですよね。
また、車中泊になる場合も想定しておくといいですね。
防災リュックの中に最低限のトイレセットを入れておいたり、車の中にも入れたり、別で「家用」として大容量セットをストックしています。
いざという時に少しでも安心できるように、今からしっかり備えておくとよいでしょう。

防災トイレ 4人家族におすすめの商品3選
いつ起こるかわからない非常時に、家族全員が安心して使える防災トイレを紹介します。
1.ONESTEPの防災トイレ 非常用トイレ 60回分
楽天市場でレビュー1万件超えの防災トイレ。
日本防災安全協会認証を取得しており、安心感があります。
60回分の大容量セットで4人家族なら2〜3日分をまとめて備蓄できます。
全回数分の防臭袋が付属しており、二重包みでにおい対策もバッチリ。
保存期間は最大15年と長期保管が可能で、漏れや破れに強い袋と素早く固まる凝固剤で、ストレスなく使えます。
コンパクトな箱入りで保管や持ち運びも簡単。
いざという時、家族全員が安心して使える防災トイレです。
1週間分備えるために、2~3セットそろえておくと安心です。

2.簡易トイレ SANYO50(50回分)
日本製・15年保存で安心の「簡易トイレ SANYO50」。
抗菌・消臭ポリマーが排泄物を素早く固め、においもしっかり閉じ込めます。
コンパクトな箱入りで、4人家族でも備蓄しやすいのが魅力。
災害時や断水時はもちろん、アウトドアや車中泊でも大活躍。
1,600件以上の高評価レビューがある人気商品です。
アルミパック包装の凝固剤と大きめの排便収納袋がセットになっており、衛生面でも安心。
日本製ならではの品質と使いやすさで、信頼の防災トイレです。
80回分もあるため、備える回数によって選んでみてくださいね。
さらに、ポリ手袋や大型集約袋など付属品が充実した「SANYOプレミアムシリーズ」も登場しています。
大家族や長期避難の備えには、こちらもおすすめですよ。

3.折りたたみ携帯トイレタイプ
ここまで紹介した2つはご家庭の便器に設置して使う簡易トイレ(袋や凝固剤)でしたが、3つ目は“便器そのもの”の役割を果たしてくれるポータブルトイレです。
便器が破損した時や、仮設トイレが使えない場面で活躍します。
防災トイレ専門ブランドから出ているこちらは折り畳み式の椅子型。
どこでも簡単にトイレ空間を設置できます。
工具不要で素早く組み立てでき、使わないときはコンパクトに収納可能。
専用の汚物袋をセットして使うため衛生的で、足腰の弱い方や子どもにも安心して使えます。
避難所や自宅のトイレが壊れた時にも1台あると安心です。

簡易トイレと合わせて、袋タイプの非常用トイレとあわせて備蓄しておくのがおすすめです。

非常用トイレ 4人家族でよくある質問と疑問
非常時に使う防災トイレを備える場合に4人家族で出てくる質問と疑問についてまとめました。
1. 一日あたり何回分を想定すればいい?
一般的に、大人1人につき1日5回前後が目安とされています。
4人家族なら1日約20回分。
実際は体調や年齢で差がありますが、小さなお子さんや高齢者がいる場合は多めに見積もっておくのがおすすめです。
心配な方は1日6回×家族人数で計算すると余裕が持てます。
>>ふるさと納税で非常用トイレセットを備える方はこちらから【楽天】
2.長期避難の場合はどうする?
長期避難になるとトイレ不足が深刻になりがちです。
最低3日分を推奨されていますが、できれば1週間分以上を用意しましょう。
複数種類を組み合わせて備蓄するのもおすすめです。
消耗品なので定期的な見直しも忘れずに。
使い方の事前シミュレーションも家族でやっておくと安心です。
3.おすすめの購入場所・買い方
ネット通販(楽天・Amazon・公式サイト)が一番手軽で品揃えも豊富。
実店舗ではホームセンターでも取り扱いがあります。
家族人数や日数で必要量をまとめて購入するとお得なセットが多いのでおすすめ。
ポイント還元やクーポンも活用しながら、計画的に備えておくのがおすすめです。
4人家族で備える防災トイレまとめ
本記事では、4人家族で備える防災トイレについて紹介してきました。
- 防災トイレは4人家族なら「7日間で140回分」が安心の目安。
- 袋タイプ・便器セットタイプ・携帯用など複数を組み合わせることで、どんな状況でも柔軟に対応可能。
実際に使った方の口コミやレビューも参考にしながら、家族構成や避難スタイルに合ったものを選んでみてください。
自治体ごとにゴミの捨て方や備蓄ルールも異なるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
いざという時に慌てないために、早めにしっかり備えておくと安心ですよ。