4人家族で1週間分の備蓄水を用意する場合、何リットル必要なのか、備蓄水の収納方法についてご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
- 4人家族で1週間分の水をどのくらい用意すればいいかわからない
- 水を備蓄したいけど、家に収納スペースがない
- どんな水を選べばいいの?備蓄水の選び方も知りたい
確かに、いざ備蓄水を準備しようと思うと量や収納場所の確保は悩みますよね。
そこで、4人家族が1週間の備蓄水を用意する目安や、無理なく収納するコツや選び方について紹介します。
- 4人家族が1週間分で必要な備蓄水は、「1人1日3リットル×4人×7日=84リットル」が目安
- 収納は分散して隙間や収納グッズを活用するのがおすすめ
- 備蓄水として選ぶのは、長期保存水と通常のペットボトル水の併用がおすすめ
4人家族が1週間の備蓄水を無理なく確保し、収納までラクにできる方法をさらに詳しくご紹介します。
4人家族が1週間分の備蓄水を用意する目安と計算方法
4人家族が1週間過ごすための備蓄水を用意する際に、目安となる数量と計算方法を解説します。
1. 4人家族で一週間に必要な水の量はどれくらい?
基本的に、災害時や断水時に必要とされる水の量は「1人1日3リットル」が目安です。
これは、飲み水だけでなく、調理で使う量も含まれた数字です。
湯せんや食品・食器を洗う水は別途必要です。
単純計算すると、「1人3L × 4人 × 7日」で、合計「84リットル」の水が必要になります。
2リットルのペットボトル42本分。
6本入りケースが7箱必要な計算になります。
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2.最低限必要な飲料水の量は?
いきなり84リットルも準備できない、と諦めそうになった方は、まずは最低限必要な飲料水を備えるのがおすすめです。
1日に1人あたり飲料水として最低限必要な量は、1リットル程度です。
最低限必要な量をまずは備える場合は、
「1人1L × 4人 × 7日」で、合計「28リットル」です。
2リットル6本入りケース2箱と2本が必要です。
調理で使う水は含まれていません。
この量はしっかり確保しておきたいですね。
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3.水が足りないときの対処法
備蓄が足りない場合は、お風呂の残り湯や雨水を生活用水に使うのも一つの方法です。
飲み物用にはお茶やスポーツドリンク、ゼリー飲料も活用できます。
農林水産省のホームページでは、水道水を飲料水として活用する方法も紹介されていましたよ。
引用:農林水産省HP
水道水を飲料水として活用するためには
1. フタのできる清潔な容器に口元いっぱいまで水道水を入れて、 フタをしっかりと閉めます。 (市販のペットボトルの容器を活用する場合は、水道水を入れていることがわかるようラベルをはがしておきましょう。)
2. 直射日光を避けて、室温の低い所に保存しましょう。 (水道水は、塩素による消毒効果により3日程度は、 飲料水として使用可能です。 ただし、浄水器をとおした水は、塩素による消毒効果がないので毎日のくみかえが必要です。) ※ 保存していた水は、3日を過ぎても、いざという時は、手を洗ったり、トイレ用の水になったりと生活用水として活用できます。
備蓄水の収納・保管方法のコツ
4人家族だと意外と多くの水を備蓄する必要があります。
備蓄水を安全に保管する方法と収納のコツをご紹介します。
1.保管場所の選び方
直射日光や高温を避けて、家族みんなが取り出しやすい場所が理想です。
水が入ったペットボトルは、光が一点に集まることで発火する「収れん火災」の原因になるため、直射日光が当たらない所に保管する必要があります。
2.場所を取らない収納アイデア
「家にスペースがない…」と備蓄水をあきらめる必要はありません。
収納する場合、家中のちょっとした隙間や“使っていない場所”に数本ずつ分散して保管するのがコツです。
玄関の下駄箱、キッチンのすき間、ベッドやソファの下、階段下収納、クローゼットや床下収納などが活用できます。
分散しておくと、災害時にどこか一カ所が使えなくなっても他の場所から取り出せてリスク分散にもなります。
収納時に生活感を出したくない場合は、収納ボックスがおすすめです。
たとえば無印良品の収納ボックスは、見た目もスッキリでクローゼットの下などの場所にもぴったりですよ。
積み重ねOKで、普段使いの収納にもなじみます。
また、いざという時に、水をためるタンクとしても使うことができます。
水を入れて持ち運ぶ場合は、重くなるため台車も一緒に備えておいてくださいね。

3.保存期間と交換のタイミング
備蓄水は定期的なチェックが必須。
半年〜1年ごとに賞味期限を確認し、期限が近づいたら日常使いに回して新しいものと交換しましょう。
購入日や期限をマジックで大きく書いておくと一目でわかります。
家族でチェックする習慣をつけると安心です。
4人家族1週間分の備蓄水のおすすめの種類と選び方
4人家族1週間分の備蓄水について、おすすめの種類や選び方を紹介します。
保存期間が長い水を選ぶと、管理が楽です。
「5年保存水」「10年保存水」などの防災専用商品は安心感が違います。
普段から使える2Lペットボトルと、長期保存用の保存水を併用するのがおすすめです。
普段使いしながら備蓄を切らさない「ローリングストック」は無理なく続けやすい方法です。
ペットボトルの水を使った分だけ買い足すことで、常に新しい備蓄をキープできます。
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4人家族が1週間の備蓄水を用意するならまとめ
4人家族が1週間分の備蓄水を用意するには、1人1日3リットルを目安に計算しましょう。
最低3日分、ライフラインが普及するまでの7日分あると安心です。
最初は最低限の飲料水からでもOK。
家中のすき間や収納グッズを使って、分散収納するのがポイントです。
リスク分散にもなって一石二鳥です。
長期保存できる保存水やペットボトルを組み合わせ、ローリングストックも活用すると、無理なく新鮮な水をキープできます。
定期的な交換も忘れずに。
万が一のときの安心のために、今日から準備を始めてみてくださいね。