毎月の生理期間中、「どうにかしてこの痛みを少しでも和らげたい」ですよね。
生理痛でつらいときの楽な寝方や、温めると楽になる理由についてご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
- どんな体勢が楽な寝方なのか知りたい
- 寝るときにお腹や腰が痛くてなかなか眠れない
- 温めると良いと聞くけど、なぜ?
確かに、生理中の痛みや重だるさはつらいため、寝方で少しでも楽になれるなら試してみたいですよね。
そこで今回は、生理痛のときにおすすめの寝方や、体を温めると痛みが軽くなる理由についてご紹介します。
- 生理痛が少しでも楽になる寝方は、仰向けで膝の下にクッションを入れる・横向きの体勢が楽になりやすい
- お腹や腰、内ももを温めると血流が良くなり、痛みが和らぐのを期待できる
- 体を温めることで、血流がよくなり痛みの軽減につながる
これらについて、詳しく説明していきますね。
温めると楽になるのはなぜなのかについても、さらに詳しくご紹介します。
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生理痛でつらいときに楽な寝方を紹介
生理痛でつらいときに痛みを少しでも楽にする寝方をご紹介します。
①仰向けで膝の下にクッションを入れる
生理痛のときは、腰や骨盤まわりの筋肉がこわばりがちです。
そのようなときは、仰向けで寝て、膝の下にクッションや丸めたタオルを入れる寝方が効果的です。
こうすると腰が自然なカーブを保てて、骨盤の緊張がやわらぎます。
足を高くしすぎると逆に腰が浮いてしまうので、ほんの少し「楽だな」と感じる程度でOK。
仰向け姿勢が合う人は、深呼吸をして全身の力を抜くと、よりリラックス効果が高まります。
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②楽な寝方|横向きで軽く膝を曲げる
横向きで寝ると、リラックスしやすいため、生理痛をやわらげる効果が期待できます。
横向きで軽く膝を曲げる姿勢をとることで、腹部の血流を妨げず、下腹部当たりの負担が軽減されます。
お腹を圧迫せず、骨盤や腰の緊張もやわらぐため、痛みの緩和に効果的です。
特に、生理痛が腰まで響くタイプの人には、この姿勢が合うと言われています。
枕やタオルを足の間に挟むと、体が安定して姿勢を保ちやすくなります。
横向き姿勢は「心身ともにリラックスできる寝方」と紹介されています。
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③胎児のように丸まる姿勢
生理痛がつらいとき、自然と体を丸めたくなる人も多いですよね。
実はそれ、理にかなっているそうです。
胎児のように丸まる姿勢は、腹部を自然に温め、子宮の周囲の筋肉をゆるめる効果があります。
背中を少し曲げ、膝をお腹の方へ軽く引き寄せるくらいがちょうどいいです。
この姿勢は腹部の緊張をほぐし、痛みの原因となる冷えを防ぐ効果があります。
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④左向きで寝る
左向きの姿勢は、内臓の位置を安定させ、下腹部の圧迫を軽減しやすいとされています。
血流がスムーズになることで、生理痛が和らぐ効果も期待できます。
腰をやさしく丸めるように寝ると、腹部の筋肉がゆるみ、痛みの緊張がほどけやすくなる場合があります。
⑤うつ伏せで腰をほぐす
意外かもしれませんが、「うつ伏せが楽」と感じる人もいます。
腰の血行が悪い人は、軽くうつ伏せになることで背中側の神経や血管がほぐれ、血流が良くなることで楽に感じる方もいるようです。
腰のだるさが強い人は、短時間だけこの姿勢を取り入れてみても良いかもしれません。
ただし、お腹に圧をかけすぎると痛みが増すこともあるため、ご自身に合わない場合は他の寝方を試してみてくださいね。
体に合う姿勢は人それぞれなため、試しながら、ご自身にとって楽な寝方を見つけてみてくださいね。
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温めると楽になるのはなぜか
生理痛のときに「お腹を温めると少し楽になる」と聞いたことがある人も多いと思います。
実際、体を温めることは医学的にも理にかなった対処法のひとつです。
温めることで生理痛がやわらぐ主な理由は、血流が良くなり、痛みのもととなる物質が流れるようになるためと、筋肉の緊張がゆるむためです。
具体的な温める場所も紹介します。
①血流を良くして痛みをやわらげる
生理痛の原因のひとつは、骨盤まわりの血流が悪くなることです。
体が冷えると血管が収縮し、子宮の周囲に血液がたまりやすくなります。
その結果、痛みのもととなる物質が滞って、子宮が強く収縮してしまうのです。
お腹や腰を温めると血管が広がり、血の巡りがスムーズになります。
特に冷え性の人は、腹巻きや温かい寝具を使って下半身を冷やさないようにすることで、痛みの軽減につながります。
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②筋肉のこわばりをゆるめる
生理のときに感じるお腹や腰の「ズーンとした重さ」には、筋肉のこわばりも関係しています。
冷えによって筋肉が縮むと、子宮や骨盤の周りが硬くなり、血流を妨げて痛みを強く感じやすくなります。
特に下腹部や腰まわりを温めることで、筋肉の緊張がやわらぎ、痛みの原因となる張りが軽くなるのです。
湯たんぽやカイロを使うだけでなく、お風呂でお湯にゆっくり浸かるのも効果的です。
温めることは、リラックスにもつながるセルフケアのひとつです。
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③ホルモンの働きを整える
生理中の痛みには、「プロスタグランジン」というホルモンの働きが関係しています。
これは子宮を収縮させて経血を外に出すための物質ですが、分泌が多すぎると痛みを強く感じる原因になります。
冷えて血流が悪くなると、子宮の動きが鈍くなり、体が「もっと収縮させなきゃ」と判断して、プロスタグランジンを過剰に分泌する傾向があります。
温めて血流を整えることで、この悪循環を防ぎやすくなります。
④温める場所とおすすめの方法
生理痛をやわらげるためには、温める場所も大切です。
特に効果があるとされているのは、おへその下(下腹部)と腰のあたり(仙骨付近)です。
これらの部分は子宮や卵巣に近く、血流を改善しやすい場所です。
また、太ももの内側を温めることで、下半身の冷えやむくみ、重だるさをやわらげる効果が期待できます。
太ももには大きな筋肉が集まっており、毛細血管も豊富です。
そのため、内ももを温めると血管が広がって全身の血流がスムーズになり、冷えの改善につながりやすいのです。
貼るカイロや湯たんぽを使うときは、低温やけどを防ぐために、下着や服の上から使用するなど注意がして使用してくださいね。
お腹や腰に加えて、内ももも一緒に温めると、体の内側からしっかり温まりやすくなります。
冷えが強い方は、一度試してみてくださいね。
▼つらい時は温かくして癒されましょう♪
生理痛でつらいときに楽な寝方まとめ
この記事では、生理痛でつらいときに楽な寝方と温めるとなぜ楽になるのかを解説してきました。
仰向けで膝の下にクッションを入れる、横向きで軽く膝を曲げる、胎児のように丸まる姿勢など、腰やお腹を圧迫しない体勢をとるのがポイント
血管が広がって血の巡りがスムーズになり、子宮の緊張がやわらぐため、痛みが軽く感じられるようになるため
おすすめの温める場所は、おへその下(下腹部)、腰(仙骨まわり)、そして内ももを意識的に温めると血流が良くなり、痛みの原因となる冷えを防げます。
生理痛でつらいときは、寝方を変えるだけでも、お腹や腰の負担が減り、痛みが軽く感じられることがあります。
体の冷え方や感じ方は人それぞれなので、自分にとって「この姿勢が一番ラク」と思える寝方や温め方を見つけてみてください。
そして、痛みが強い日や長く続く場合は、無理せず婦人科を受診することも大切です。
生理痛のときこそ、自分の体をやさしくいたわる時間に。
体を温めて、無理せず心地よく過ごしてくださいね。






